RPGツクール2003でのフォント変更、移植フォント作り メモ

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https://massage815.exblog.jp/244576767/

あれからいろいろ試してわかったことは、〔線の太さが均一〕のフォントはデフォルトでツクール内で正常に表示されるということです。

例えば、美咲フォントさん(8x8)から派生した、こちらのフォントさんとか。

8×12ドット日本語フォント「k8x12」

https://littlelimit.net/k8x12.htm

そしてそういうフォントがかなり少ないです。

次に、Fontforgeで各フォント間で文字を移植する場合の注意点です。

①Fontforgeで移植させたいフォントを開く

② ①で開いたFontforgeから、移植したい文字などがあるフォントを開く。これにより①と②のフォントがリンクされ、相互で文字等のコピーが可能となります。

③ ①のフォントの情報を、②のフォントに全部書き換えて同じにする。具体的には、エレメント → フォント情報の『一般情報』になります。こうすることで、①のフォントに文字等をコピーした際に、どの位置にコピーされるのかがわかります。たいていの場合はズレてるはずです。修正方法は後述します。

そして、書き終えたら、②のフォントから移植したい文字をコピーして、①のフォントに貼り付けると、大きさも位置もそのまま貼り付けることができます。

これにより、デフォルトで綺麗に表示されているフォントを、線の太さを変えずにそのまま別の綺麗に表示されているフォントに貼り付けることができるので、『拡大・縮小させたら線の太さも変わって表示がおかしくなる...』というのを避けることができます。

もし表示位置が下にずれていたりしておかしい場合、変形から位置を少しでも変更すると、ゲーム内で文字が太く表示されてしまいアウトになるんで、ここだけが難点です。

これを回避する修正方法は、修正対象の文字を選択→右クリック→アウトラインウィンドウを開く→『Ctrl+A』で文字枠を全選択→矢印キーで微調整となります。この微調整もやっかいで、例えば表示範囲の下線から大きく上に移動させただけでアウトになります。

例えばこの画像のように、カタカナの『レ』の下の部分が表示範囲からはみ出していてゲーム内では表示されないので、上にあげたとします。

ギリギリから大体上矢印10回分までなら、細いまま表示されるんですが、12～13回くらいだと太字で表示されてアウトになる・・・と言った感じです。

なのでこのような場合は、画像のように表示範囲ギリギリで止めておいたほうが無難です。

要するに、表示範囲の端から離れすぎるとアウトになります。

左右に移動させる際も、文字の端を、表示範囲の両端のどちらかにくっつかせる必要があります。

コピーで貼り付けた際、デフォルトで中央の場合は、移動させなければ大丈夫です。

・移植の際の便利な機能

もし『ひらがな』だけを移植したい場合、エレメント → フォント情報の一番下『Unicode範囲』から『平仮名』をクリックすると、その範囲を全部指定してくれるので探す手間が省けて便利です。

そうやって、関連記事のフォントに、とあるフォント(英文字だけ綺麗に表示され、日本語はだめだったフォント)から、英文字だけを移植させた画像です。

英文字のみ元に戻したバージョン

こんな感じで、フォント全体では思ったように表示されなくても、各フォントさんの良いとこ取りをさせていただくことで、探す手間が大変ですが、新たに作るよりも、移植と言う形でも理想に近づけていくことができると思います。

ありがとうございますm(_ _)m

それではまた！