『Aleph』VxAce 海外のゲームを日本語化「Translator++」、フォント変更「fontforge」の表示バグを直す方法、メモ

そういえば海外のツクール製のゲームを日本語化したこと無いな・・・と思い、今遊んでいる『Aleph』でチャレンジしてみることにしました(*´ω｀*)

方法は2種類あって

①ゲームで使用するフォントをスクリプトから変更する

②ゲームで使用されているフォント名を、好きなフォントを用意してリネームする

そして「Fonts」フォルダに使用フォントを入れて、テキストを書き換えて完了です。

※使用フォントをPCにインストールする必要はありません

今回は①の方法でやってみることにしました。

使用フォントはこちら

LINESeedJP_A_TTF_Eb.ttfを使用

正式名称「LINE Seed JP_TTF ExtraBold」

この正式名称をRGSSEditorでScripts.rvdata2を開き、一番下の【Main Process】の項目の「Main」の間に新しくページを作って、以下のように記述します。

Font.default_name = "LINE Seed JP_TTF ExtraBold"

Font.default_size = 18

Font.default_outline = false

名前はわかりやすいように「Font」にして、これを保存して完了です。

しかし、英数字は元の方が雰囲気的によかったので、元のフォント「Cambria」の英数字を「fontforge」を使用して、このフォントに移植してみることにしました。

run_fontforge.exeを開いて、フォントを選択後、画面上の表示がバグる・・・。

特に影響はないんだけど、なんか気になるよね・・・

【表示バグの修正方法】

ドキュメントに空のテキストファイルを作って名前は a.txt にして、上の画面の「ファイル」から「環境設定」を選択肢、一番上のリソースファイルから、空のテキストファイルの a.txt を選択し、fontforgeを再起動すればなおりました(*´ω｀*)

次は英数字を移植していきます。(｀・ω・´)

ゲームで使用されているフォントは、スクリプトを調べると「Cambria」(Bold)だとわかったので、PCのフォントからそのフォントを取り出して、fontforgeで開きます。

続いて、フォントを開いた画面左上の「ファイル」から、LINESeedJP_A_TTF_Eb.ttfを開きます。

これで、二つのファイルが同じ fontforge.exe から開かれている状態になるので、互いにコピーして貼り付けることが可能になります。

ただしそのまま Cambria の文字を貼り付けると、設定が違うのでこのようにはみ出してしまいます。

なので上の項目の「エレメント」から、フォント情報 → 一般情報 を選択し、今回は「高さ1000」深さ「200」にして、フォントのサイズを全体的に変更しました。

コピーする場合、マウスの左クリックを押しながら文字をなぞっていくと、まとめて選択できるので楽です。

まとめてコピーした文字を貼り付ける時は、コピーを開始した文字、例えば今回は「！」からコピーしたので、貼り付ける側も「！」を選択してから貼り付けると、順番通りに貼り付けていってくれます。

貼り付けが終わったら、元のCambriaのフォントサイズに戻すために、全体的にフォントサイズを拡大させます。

編集 → 選択 → すべて選択 で、文字を全部選択します。

エレメント → 変形 → 変形 で、以下のように拡大設定します。

（今回は130％に設定）

OKをクリックして変更が終わったら、フォントを出力して、ゲーム内の「Fonts」フォルダに入れて移植作業の完了です(*´ω｀*)

【ゲーム画面】　

変更前

変更後

元のフォントサイズとほぼ同じなので、長文が窓枠からはみ出ることも無く、いい感じに移植できました。

さらに、元のゲームではスキル強化画面が、アイテム説明枠と被ってしまっていたので、アイテム説明枠を上に移動させて、スキル強化時、アイテム効果を確認しやすいように変更しました。

日本語化作業は神ツールの「Translator++」を使用させてもらってます。

https://dreamsavior.net/download/

英語なんですが、ものすごく使いやすいです。

語句を検索して一括で置換させたりもできます。

一つだけ注意しなければいけないのは、データを出力させる際、ファイル数が多すぎるとクラッシュしてデータが飛ぶことですｗ

なのでこまめに左上からセーブ推奨です・・・。

(半日分の翻訳作業これで飛ばしてしまいましたｗ)

文章以外のアイテム説明だけでも先に翻訳しておこうと思います。

それではまた♪